北酒場
この街に住んでる人も、訪れた人も、肩よせあって、美味いものを食べ、酒を飲み、語って笑う。そんなカオスな場所が、函館には多い。
大門横丁もその一つ。函館最強の観光資源の一つである。
地元客は、旅の人に自然に話しかけ、旅行者の方もそんな雰囲気を味わいたいようだ。狭い酒場に色んな方言や言語が飛び交い、北国の夜は更けていく。
私はと言えば、地元民と旅人の交流を黙って聞いてるだけで、何故か心地いい。不思議とお酒がすすんでしまう。
でも私には、少し前まで健康担当部長だったという自負もある。その場の雰囲気に流されて、ズルズルと何杯も飲む訳にはいかないのだ。何事も適量が大事。まずは来年の春まで「一日三杯」、その辺が良い上限であろう。
ともすれば忘れがちな酒場のマイルール。誰も注意してはくれない。それどころか、お酒をすすめる言葉の何とバラエティに富むことか!
こういう時は「宣言」するに限る。公式ホームページのプロフィールにしっかりと書き込んだ私であった。
「アルコール:一日三杯まで。何でも大好き」