徒然日記
2023.1.16

今日は、ドラマの話です。

2022年のドラマ「silent」の最終回で涙腺崩壊! という方がとても多いらしいですね。
それと映画では、アカデミー賞作品賞受賞の「Coda コーダ あいのうた」、邦画でも深田晃司監督の「LOVE LIFE」、そして各国の映画祭で上映された三宅唱監督の「ケイコ 目を澄ませて」など、近年、ろう者を題材とした作品が次々と公開されています。

90年代には「愛していると言ってくれ」(主題歌はDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」)や「星の金貨」が大ヒットしましたが(懐かしい!)、今ほど幅広い世代がろう者や手話に注目していたとは思えません。

最近は、映画やドラマだけでなく、「王様ランキング」や「聲の形」(こえのかたち)のようにアニメでも耳の聞こえない主人公が登場する作品が出てきています。

こうした流れが生まれたのは、ダイバーシティを謳った東京オリパラの開催により意識が高まったということもありますが、特に手話が注目を浴びている理由は、デジタル文化が静止画から動画に急速に進展したことが大きいと思います。さまざまなアプリが動画に傾斜し、動きのある手話を目にすることが多くなったはずです。

昨年は情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法も制定されました。かつてはハード中心だった国の障害者支援が、啓発や情報提供などソフト面にも重点を置くようになっています。

手話言語の普及とコミュニケーション支援は、障害者だけのためにあるのではありません。誰もが個人として尊重され、同じ場所で、学び、働き、暮らし、楽しむための、みんなのための施策です。場当たりではなく、条例化して地域全体で推進する必要があります。

自ら表現できる。自由に。
それは民主主義の土台でもあります。

「インクルージョン」の精神は、お互いの声を聞きながら、社会の仕組みを微調整し続けることで保たれます。
これからも皆さんの声を、よく聞かせてください。

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