よっ、待ってました!
1993年からほぼ1年おきに自主公演を開催してきた「函館子ども歌舞伎」。武士も浪人も遊女も泥棒も、すべて子どもたちが熱演します。
コロナの影響で3年間実施できませんでしたが、昨年11月、待望の自主公演が開催され、小学1年から高校2年まで16人の役者たちが気迫のこもった演技で700人の観客を完全に魅了したのです。
この陰には、本当にたくさんの関係者のご苦労がありました。皆さんお疲れ様でした。
当日の舞台裏は、出演する児童生徒や指導者、演出・舞台スタッフ、そして「函館子ども歌舞伎を育てる会」の皆さんの熱気と笑顔が溢れ、コロナを吹き飛ばす勢いでした。
国際化する社会を生き抜くためには、語学教育やコミュニケーション能力も大切ですが、まず日本の歴史・文化・芸術などを理解することが不可欠です。とりわけ舞台芸術は、子どもたちにとって、年齢も様々な大勢の人々と協力しなければ成り立たない、特別な学びと体験の場です。
大向こうを唸らせる、素晴らしき「函館子ども歌舞伎」に喝采を!